甘えに応えすぎると、子どもが大変な思いをします
これは、娘が3歳の時、実際にわたしが保育士さんに言われた言葉です。
わたしは深く悩みました。
子どもに寄り添っているつもりなのに、「甘やかしすぎ!」と言われてしまった!
子どもに悪影響になっているのかとモヤモヤ…。
同じ立場の方がいたら、「自分の子育てこのままでいいの?」と不安になるかもしれません。
でも今、娘は、小学校2年生になり、
我慢もできるし、大人の顔色をうかがうのではなくちゃんと自分の主張も伝えられます。
感謝の気持ちも忘れない子に育ちました。

冒頭の言葉を言ってくださった保育士さんには、本当にお世話になりましたし、1人1人をよく見てくださる方だったので、感謝しています♡
わたしがやったことはたったこれだけ。
『甘やかし』と『甘えさせ』の境界線を意識し、子育ての迷いを減らしたことです。
実は、幼児期には『甘えさせ』、つまり甘えに応えることがが必要です。
幼少期に甘えさせて心を十分に満たすことで、子どもは自立した大人に成長することができるからです。
この記事では、
- 甘やかしすぎた結果、子どもがどう育ったか
- 甘えさせることの重要性
- 無理な要求をする子の心理とどこまで応えるか
- 『甘やかし』と『甘えさせ』の違い
- 具体的な対応と声かけ
について、体験談を交えながらまとめています。
甘やかしすぎた結果、子どもはどう育ったか?
3歳の時「甘えに応えすぎると、子どもが大変な思いをします」と言われた娘は、2026年現在、小学校2年生!
小学2年生になって最初の個人面談でのこと。
先生からこんな言葉をいただきました。
ミュウちゃんは先生をよく手伝ってくれるんですよ。
次の授業の持ち物を黒板に書いてくれたり、本当に気が利く子で。
授業も頑張って参加していますし、お手本になってもらうこともあります。
友だちともよく笑っていて、ゲラゲラ笑う声に元気をもらっています。
本を読みたいなど一人になりたい時には、友だちの遊びも上手に断れるんです。
なにも心配していません。むしろ助けられています!



思わず涙が出そうになりました
無理に大人の顔色をうかがっているワケではないことは、すぐにわかりました。
もちろん家ではわがままも出るからです。わたしとケンカもします。(ごめん!笑)
でも、家では自分の主張や感情をありのままに出せる。それでいいと思いました。
外の世界で精一杯頑張れるのは、家で思いきり甘えられるからだと信じているからです。
小学校1年生の時はたびたび「学校行きたくない!」という場面が見られました。その時の記事はこちら。


甘やかしすぎと言われる!「3歳のうさぎのぬいぐるみ事件」


そんな娘ですが、3歳の時にこんなとんでもない事件がありました!
名づけて、『うさぎのぬいぐるみ事件』🐰(ネーミングセンス…笑)
当時、娘の登園渋りが続いていたのですが、その日の朝は順調。(やったー!)
しかし、保育園の駐車場に着いた瞬間、娘から衝撃の言葉が…!



お気に入りのうさぎのぬいぐるみにサヨナラしたかった!
と、とんでもない理由でグズリ始めたのです。



ぬいぐるみは園の中には持って行けないよ。帰ってきてからまた会えるよ
などと言いましたが…。
0歳の息子まで釣られて泣き出し、その声を聞いた園長先生が駐車場をのぞきに来る事態に。
もうどうしようもない。
わたしがとった行動は…
家まで取りに戻りました。うさぎのぬいぐるみを。往復20分。


戻ってきた車の中でうさぎさんとお別れをすませた娘は、嘘のようにすっきりした顔で登園しました。
駐車場の車の中でうさぎさんとお別れし(笑)、園の玄関で保育士さんにあの言葉を言われしまったのですね。
「お母さんが甘えに応えすぎると、歯止めがきかなくなって子どもが大変な思いをします。子どものために我慢してください」と!
めっちゃわかる!!!笑
だよねーと思いました。もう、正論です。
保育士さんには保育計画がありますもんね。



保育士さん、その節はご迷惑をおかけしました!
わたしもこの言葉で、すごく悩みました。わたしの対応が子どもを苦しめているのかと。
「子どもがうさぎのぬいぐるみを取りに戻りたいと泣いて、わざわざ20分かけて戻って、保育園に遅刻した」とだけ聞くと、
泣いたらなんでも言うこと聞けると思っちゃうよ…
と、きっとわたしでも思います。
しかし!しかし!しかし!
当時3歳の娘になったつもりで、当時の状況を聞いてください。
- 下の子が生まれたばかりでお母さんは産休中
- 保育園に行っている間、お母さんは弟と家にいる
- お父さんは単身赴任中で飛行機の距離
- お母さんはワンオペでイライラしている
はい…。3歳の娘、めちゃくちゃ頑張ってたんです。



泣けますよね…
当時、スーパーワンオペ×0歳児育児で娘に手をかけてあげられず、わたしも必死でした。
「うさぎのぬいぐるみを忘れた」は癇癪のきっかけに過ぎなくて、その奥には寂しさや不安がぎゅっと詰まっていました。
我慢してたり悲しかったり寂しかったりする複雑な感情を、爆発させたキッカケがうさぎのぬいぐるみに過ぎなかったということです。
氷山のイラストでたとえるならこんな感じ。


| 顕在的な表出 | 潜在的な原因 |
|---|---|
| ・うさぎのぬいぐるみを忘れた | ・お父さんに会えない ・お母さんとの時間が減った ・驚異的な弟という存在が現れた |
もちろん、潜在的な原因は無自覚なので娘はそこまで気づいて癇癪を起こしたわけではありません。
でも、癇癪という形で表面的な表出があるってことは必ず潜在的な原因があるんですよね。
母親業も同じ。
いろいろイライラして、だけど我慢して、心がいっぱいいっぱいになって、なんとかタスクをこなして、「よし!なんか今日はこのままいけそうな気がする!」と思っていたら…
子どもが靴下を散らかしたというどーーーでもいい理由で張りつめていた糸がプッツリと切れて爆発することってないですか?


それと同じだと思うんです。
そんなときに帰ってきた夫に、「靴下くらいでそんなキレる?」って言われたらどうでしょう?
そうじゃないんだよーってなりますよね。
やっぱり共感してほしいし、「大変だったね。いつも頑張っているね」と言ってほしい。
「できないなら、やっておくね。心配しないで」と靴下を片付けてほしい。
だから、一言でワガママへの対応を「甘やかしすぎ」と片付けるのは違うかなと思います。
子どもはお母さんが寄り添ってくれたという体験から「親から理解されている」という自信を得ていくんじゃないかな。
一見大人からしたらワガママに見える出来事も、その子の心に寄り添って感じてみることが大事だと感じました。
その証拠に、娘はうさぎのぬいぐるみを取りに戻ると癇癪を起こすことなく登園できました♡



保育士さんの言うことは立場的に本当にその通りだと思っています!
親としての甘えさせと世間一般からの常識、このバランスをうまくとって生きていくことが親としての学びのひとつだと感じました。
甘やかしと甘えさせの違いを理解すると子育てが楽になる


実は…これはわたしが子育てを学んだことで理解したことですが、
子どもは上手に甘えさせる(甘えに応える)ことで自立心が育ちます。
注意すべきなのは、子どもに要求されていないのに先回りして干渉してしまうことです。



この、「甘やかし」と「甘えさせ」を区別できると判断が楽になるかも♡
甘やかしと甘えさせの違い
- 甘やかし…子どもが困っていないのに、親が手出し口出しして先回りしてやってあげること
- 甘えさせ…子どもが肉体的・精神的に疲れていて親に甘えてきたら、それを受け止めること
たしかに、子どもの成長の機会を奪ってしまうので甘やかし行為は減らしたほうがいいですね。
Q.子どもが自分でできることを「ママやってー!」と言ってきた時はどうする?
「そんなことで呼ばないで!」
「自分でやりなさい!」
とイライラして親子関係に亀裂が入るくらいなら、上手に甘えさせてあげることも親の役目なのではと感じます。
上手に甘えさせる声かけについてはインスタグラムでまとめています。
\スクロールしてね/
どこまで甘えさせたらいいのか
とは言っても!
子どもの甘えにすべて応えていたら親の心身が限界を突破する日が必ずきます。
母親だって人間。すべての甘えに応えていたらパンクしてしまいます。
さらに悪いことに、子どもも「泣いたり暴れたりすれば願いが叶う♡」と間違った学習をしてしまう可能性も。



これは避けたい!
じゃあどうしたらいいかというと、OKとNOの境界線を引くことが大事です。
- 親自身がやってあげたい・状況的にもできるなら甘えさせる
- 精神的に、肉体的に、物理的に難しいと判断したなら断る
と、母親自身で判断できるようになるので子育てがとても楽になるのです。
わたしがうさぎのぬいぐるみを取りに戻ったのは、事情を理解しているわたしがしてあげたかったからです。
でももし仕事をしていたら?イライラして「無理!」と思っていたら?断っていたかもしれません。
そんな時は、ついつい「子どもに寄り添ってあげなかった…」と自分を責めてしまいませんか?



なので、甘えに応えられない時の声かけについてまとめます♡
子育ての正解を求めるのではなく、自分で判断できる境界線を持っていると各段に楽になります。
甘えに応えられないときの声かけ
子どもがぐずりながら要求をしてくるとき、そもそも子どもは親を困らせたいわけではありません。
まだ感情のコントロールができないので、自分自身と戦っているんです。
なのに、親自身が子どもの高い壁になってしまっていることってありませんか?



わたしはよくやっちまっていて、ある時この状態に気づきました


親自身が子どもの越えられない高い壁
「叶わない」という現実に泣く子どもをさらに追い詰める!


高い壁を前に泣く子どもに寄り添う親
「叶わない」現実は変わらないけど、泣いていいんだよと言ってあげられる♡



こんなイメージで、子どもに寄り添いたいですよね!
ちゃんと子どもに伝わっているかの確認も大事
そして、子どもの要求をきけない時は、しっかり伝えるのが大切ですよね。
ママも本当はすべて叶えてあげたいと思っているの。
味方だからね。



うちの子はこれで表情が変わりました
そのうえで、さらに
- 「でもできないんだ」という事実
- 「どうしたらいいかな?」と提案
するという流れが伝わりやすいです。
\インスタ投稿にくわしく載せてます/
甘えさせ子育ての参考にしています
『いい子』に育てるのではなく『泣ける子』に育てる重要性が書かれたわたしの子育てのバイブルです。
これを読むと、泣いて要求を訴えてくる子どもが愛おしくなりますよ♡
甘やかしすぎた結果どうなったか?まとめ


子どもを甘やかしすぎたのでは、と言われて悩んでいるお母さんへ。
まずそれが『甘えさせ』なのか『甘やかし』なのかを観察してみてください。
もし『甘えさせ』なのであれば、安心してくださいね。
幼少期に心を十分に満たされた子どもは、外の世界で堂々と自分らしく生きていけます。
あのうさぎのぬいぐるみ事件から数年。
「甘やかしすぎ」と言われたわたしの娘は、先生の手を借りながら友だちと笑いながら、自分らしく小学校生活を送っています。
もし、甘やかしているなと思ったなら、今から行動は変えられます!



わたしも悩みながら、子育てに毎日向き合っています♡
悩みながら、お母さんが我が子を信じて寄り添った時間は、必ず子どもの心の根っこを育てると信じています!✨
わたしは現在、『自分が1番の味方でいられる場所』をコンセプトに、頑張りすぎるママたちが「ありのままの自分」を取り戻し、笑顔で子育てを楽しめるようになるためのサポートをしています。



ぜひ、つながってくださいね♡
子育てコラムはこちら
めったに聞けない毒親育ちさんのインタビューを掲載!「泣きました」と感想いただいてます。


どうしても子どもへのイライラから抜けられないなら…。この記事を読んでみてください。


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